ハングルタラッパン“한글 다락방”

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認知特性を知って、効果的な語学学習

認知特性という言葉をご存知ですか。

 

私は韓国語の学習を続けていますが「ノートに書いても覚えられない」という経験をして、学習の方法を変えました。

 

実は、人によって情報処理や記憶の仕方が異なる「認知特性」というものが存在します。 本田式認知特性研究所では、6つの認知特性を分類し、個々に合った学習方法を提案しています。

www.cogtem.com

 

本田式認知特性研究所の6つの認知特性

視覚優位 (カメラタイプ):写真のように2次元で捉え思考するタイプ
視覚優位 (3Dタイプ):空間や時間軸を使って考えるタイプ
言語優位 (ファンタジータイプ):読んだり聞いたりした内容を映像化して思考するタイプ
言語優位 (辞書タイプ):言葉の意味や論理的な整合性を重視するタイプ
聴覚優位 (ラジオタイプ):音声情報で理解するタイプ
聴覚優位 (サウンドタイプ):音楽やリズムで理解するタイプ

 

 

診断ツールで質問に答えていくと、自身の認知特性を知ることができます。

点数が20点から60点の間にあれば一般的な認知特性で、20点未満の場合その認知特性は弱い、60点を越えればその認知特性は強いと言えるそうです。

 

私の場合では60点を超える認知特性はなく、トップ3は以下のとおりでした。

53点 ラジオタイプ

49点 辞書タイプ

49点 ファンタジータイプ

ラジオタイプの解説を読んで気づいたのは、学校での思い出などは体育祭や文化祭、修学旅行などのイベントよりも、普段の休み時間に友達と話したことや、授業の内容をより鮮明に覚えていたことです。

ドラマや映画などを見ると映像より会話(セリフ)を覚えていたり、怖い話とかエピソードトークを聞くのも大好きで、特にメモを取らなくても記憶しています。

韓国ドラマを見ていて、俳優さんの顔よりも声を聞いて「あのドラマに出ていた、あの人だ」と気づくことが多いです。

 

ラジオタイプの人が効果的に学習するには、耳で聞いて覚えることがおすすめで、テキストは音声付きのものやオーディオブックを活用するとよいそうです。

声を出すことも有効で、語学学習の場合では音声を聴きながら発音練習すると、自分の声も繰り返し聞くことになるので、さらに記憶に残るそうです。

 

 

私が韓国語学習をしていて「ノートに書いても覚えられない」理由は認知特性がラジオタイプだったから、ということで耳で聞いて声に出す方法に変えてみました。

・テキストの音声を聞きながら朗読する。

・発音や抑揚などがテキスト音声と同じように、スムーズに言えるようになるまで繰り返す。

 

覚える=ノートに書くことだと思っていたので、この方法で本当に覚えられるのか半信半疑でしたが、毎日続けていると、なんとなく韓国ドラマを見ているときでも音で覚えた単語や表現が聞き取れるようになったんです。

そして、声に出して覚えているので、思っていることを韓国語で口に出すこともできるようになっていきます。

 

 

 

自分の認知特性がわかったことで、効果的な学習方法を見つけることができました。

 

 

 

 

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